さて私はゴキブリさえ棲まない極寒の地で育ったので、20歳過ぎまでゴキブリを見たことがありませんでした。
ゴキブリデビューしたのは関西に移り住んだ時。
借り受けた古い民家はスキマだらけでした。ゴキブリにとっては格好の物件だったろうと思います。
当然、ゴキブリが現れました。それも体長7〜8cmはあろうかという大物ゴキが。
しかし、この大物ゴキを目の前にして私は『あっ、でかいメスクワガタ!』...と信じられない勘違い。
呑気に捕獲しようと手を伸ばしたところ、そいつはクワガタにあるまじき速さで指先をすり抜け部屋の隅へ。
その時初めて、これはクワガタではない、これがゴキブリなのだ!と悟ったのです...。




生まれて初めて見たのに、さっきまでクワガタだと思ってたのに、ゴキブリとわかった途端のこの嫌悪感と恐怖感はなんなのでしょう。
ゴキブリに抱く感情は遺伝子に刷り込まれているとしか思えません。
...かくて私も立派なゴキブリ嫌いになったのでした^^;
おまけ一コマ
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